Monday, January 06, 2020

碧空1649 phantom circuit157(絶対の気配に被曝して応答する振動)

1649 phantom circuit157(絶対の気配に被曝して応答する振動)  部分が全体以上であるようなことがあるものだろうか。  しかし、この、後れて来る主体の問と解の解離は、解離しない部分と全体を扱えない。というのも、部分が全体以上であるような(断崖を覗き降ろすような)無底の気配は、問と解が解離しない絶対の感情であって、「私」の危機が応答するばかりの底知れぬ命令の気配だからである。後れて来る主体が触れようとしても途中までしかやって来ない「禁止と誘惑の図式」はすなわち、「私」の危機が応答するばかりの妊娠状態なのである。  それは、この世のものとこの世の差異がなくなるような振動、場所と目的と比喩の収斂である。これは、のぞき穴が制御不能になるような絶対の感情に応答して、あこがれとなって呼び出されている。尨の症状の宙吊り状態(サスペンス)や、跫音となって迫る媒体性(スリラー)や、自食や再発の仕掛け(双子のトリック)となって祟るように変脱する応答の、その振動である。

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