Friday, February 07, 2020

碧空1670 nautilus13(うら疾しく迫る鸚鵡貝の目の臨在)

1670 nautilus13(うら疾しく迫る鸚鵡貝の目の臨在)  タイム・スリップするMessiah の絶対速度は、もの凄い移動なのに、催眠術にかかったように硬直や不動に見える。移動体になろうとしゃにむに突き進んでもとっくに世界が終わっているのである。  浮雲を目じるしにしたタイム・スリップの絶対速度は、移動体そのものが(目じるしにならない)浮雲になって(すなわち、後れて来るはずの主体が途中までしかやって来ない)心の停止、打ち寄せる重波の如く、うら疾しく迫るのである。epiphany「の」伝達は、移動体が目じるしになるような後れて来る主体の伝達の頓挫である。  鸚鵡貝の目の臨在は、底知れぬ命令になるまでに圧縮された抽象が具体となって解凍する魔術に、その(塵や蛆や浮雲も同然の)具体の振りをして種が予定調和的に膨れ上がる魔術が、打ち寄せる敷浪の如く重なる魅惑である。一体Messiah 「の」目撃の、その野心は、誰と入れ替わっているのか分からない隣人の、その、Mephistopheles的な忍びの魔術の気配を消すのではなく、消さないでうら疾しく迫る魅惑である。

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