碧空1691 nautilus34(セピア色の憂い、セピア色の絶対服従)
1691 nautilus34(セピア色の憂い、セピア色の絶対服従)
天使が魅(さ)す瞬間が一体真に迫ることなのか、追跡の気配が迫ることなのか分からない片隅の拡張、すなわち鬱然と躁ぐ世界の終わりは、滾々と湧き沸々と躍る雀の子雲雀の子のように、絶対服従のようにも自由自在のようにも見える。
天使が魅(さ)すのぞき穴が一体写真機なのか、鏡なのか区別がおかされた片隅を占拠する「モナリザ」を覆うセピアの荒野は、後れて来る主体が真に迫るために、懐疑の持続のために時間が涌き出してセピア色の憂いが覆うのであるし、身に覚えのない追跡の気配が迫ってセピア色の絶対服従を躱せないのでもある。


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