Saturday, March 21, 2020

碧空1699 nautilus42(霊の気配、隣人の予期、雌雄異体の気配)

1699 nautilus42(霊の気配、隣人の予期、雌雄異体の気配)  反範疇の片隅の世界の終わりの、沈黙も同然の最後の言葉は、受身、自発、尊敬、可能の解離しない覚醒であるから、呼び出しを食らったアブラハムが発するような初めてなのに初めてではない最後の言葉(絶対服従)である。  一体この最後の言葉は、或る言語を話す種族の最後の一人の最後の言葉が少なくとも音素的には分かるし、なおも音韻的に意味的に誰かがいるはずだと予期しているのとは、あるいは仲間のしるしである隠語や合言葉や遠吠えが秘密な伝達と表現であるのとは何かまるで違って、廓然大悟の如く黙示の如く「分かる」のである。  一方、個と種が解離して分かる言葉は誰かがいるはずだと予期していて、口唇に上り詰めた言葉は遠吠えのように世界を押し広げ、雌雄異体の気配を孕む。「誰かがいる」と薄気味悪く迫る霊の気配は、曖昧な「誰かがいるはずだ」といった隣人の予期に変態する。この隣人は、500 マイル離れていても雌雄異体の気配である。

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