碧空1704 nautilus47(絶対速度で漂ううわさの媒質)
1704 nautilus47(絶対速度で漂ううわさの媒質)
復活のうわさは、誰と入れ替わったのか分からない隣人の出現のうわさである。隣人の数は満天の星屑の如く限りないだけに不吉で、不吉なだけに話してはならない。隣人はもう一人ということであるのにいつまでも1にならない、といったinfernal twonessの覚醒は、どんなに叫んでも届かないが、絶対速度で漂う。その沈黙が、話してはならない!と禁止する如く、話しても話したことにならないのである。
漂ううわさがそうである。隣人から隣人へ話しても話したことにはならないが、絶対速度で伝達する、その媒質がinfernal twonessである。それが、種と個の区別がおかされて天使も同然の隣人の棲処である。その根底には、「私」のレーテ渡河が潜んでいる。というのもそれは、「私」が他の誰かとなって共に渡る献身だからである。


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