Wednesday, April 01, 2020

碧空1706 nautilus49(「私」ではなくなる冒険)

1706 nautilus49(「私」ではなくなる冒険)  疫病の感染は受胎告知の暗喩になる。  隣人の棲処であるinfernal twonessは天使的な半種個であるだけでなくMephistopheles的な半真偽でもあって、「私」が無差別に他の誰かとなって共に渡るレーテ渡河の献身は受胎告知の如き覚醒である。それは、最後の審判に被曝するも同然に追い詰められていて、その隠れなさ(nowhere to hide )は追跡や陰謀の気配に変装もするが、猖獗する疫病の気配ともなって隣人の如く迫る。というのも、隣人の覚醒は疫病を孕むような被曝だからである。  隣人の気配は、復活の気配に被曝するも同然に追い詰められている限りで迫るが、覆い隠されるとそれは、憂愁や焦燥となって覆いかける。それは、矛盾した気配である。受胎告知のように、「私」が追い詰められないように後れて来る「私」がのぞむのぞき穴の失効、つまり、復活が献身であるような、「私」ではなくなる冒険なのである。

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