Tuesday, April 14, 2020

碧空1715 nautilus58(雄株と雌株に岐れる心躍るオドラデク)

1715 nautilus58(雄株と雌株に岐れる心躍るオドラデク)  オドラデク(F.Kafka )の形姿は何か星形のような、見る間に変異しかねない危うげなものとして家長に目撃されているが、オドラデクは朝日を浴びて影を落とすものだろうか。  オドラデクはエルピスの垂迹であるような、霊的でなくなる零落の、その現実性を補強するような影を落とすのではなく、まるでオドラデクは雄株と雌株に岐れる心躍る未来を孕んでいるとでもいうように影おどむ壷の如き過冷却状態で、家長が何度ものぞきに戻らないではいないのはオドラデクが途中までしかやって来ない(コレカラ生マレヨウトシテイル!)からである。オドラデクは、Elpis 感染の陽性告知、影の国に属する擬似救済なのである。  家長の嗚呼は、極端に私的なものが極端に私的でなくなるように贖う擬似救済なのに、何か漠として擬似救済を断念するというようである。

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