Saturday, April 25, 2020

碧空1722 nautilus65(Elpis、phantom killer)

1722 nautilus65(Elpis、phantom killer)  Sphinxや龍は一体牡だろうか牝だろうか。呼び出されるのか取り消されるのか分からない霊的な気配は雌雄異体の気配ではないから、Sphinxや龍は牡でも牝でも半陰陽でもなく、Sphinxや龍を尋ねる覚醒は、仏法伝来を尋ねるように茫々としている。  Sphinxや龍を尋ねる覚醒は、霊的でなくなる究極の物質が実在するかのように発見される錯覚に零落、転位する。あるいは、運命や種(EROS)、良心や精神や無意識といった蜃気楼に見る間に変異して(しかし実在するかのように)魅(さ)すElpis が、さらには社会、自然、宇宙といった無も同然の予定調和的な蜃気楼に見る間に変異して実在するかのように成る錯覚に零落、転位する。  この零落、転位がもたらす現実は、あの、メトロを降りて階段を上り詰めると地表に迫り上がる、コレガ「東京」ナノカ!といった抱き竦められるような蜃気楼の覚醒、あるいは変に(極端に細部に富んだ)片隅に居る、コレガ「ワーテルローの戦い」ナノカ!といった蜃気楼の覚醒が懐疑とまるで区別がつかない、その魅惑の光景の、その霊的減衰や霊的褪色というより霊的零度である。つまり、東京やワーテルローを尋ねても、「それ」は茫々としている。  それは、phantom killerを取り押さえて追及しても、魅(さ)す「phantom killer」は茫々としている如くである。

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