Friday, May 15, 2020

碧空1739 nautilus82(ヨハンの場所)

1739 nautilus82(ヨハンの場所)  ヨハンの場所とは何か。  ヨハンとなって(霊的でなくなって)縮小するような、もう一人のヨハンとなって(霊的になって)膨れ上がるような、痛恨のエラーとなって顕在化する疾しさ、疼きである。  ヨハンはDrテンマの目的であるから、この目的と場所の潜伏が、Drテンマが後れて来る主体となってヨハンをのぞき込むのぞき穴である。しかし、後れて来るはずなのに早く来過ぎてしまって疼く疾しさ、焦燥、憂愁は、日本人ニ射殺サレルコトニナッテイル!とか、密告ヤ偽証ヤ磔刑ニ遇ウコトニナッテイル!というように予言じみるのである。  連邦捜査官ルンゲに従えばヨハンの存在はDrテンマの夢想に過ぎないが、そのようにして、Drテンマはヨハンを見分けるのではない。それは、後れて来るDrテンマが発見するのでもなく、隣の誰かと入れ替わっているヨハンの発覚は、後れて来るはずのDrテンマが途中までしかやって来ない場所の崩壊である。後れて来るはずのDrテンマが早く来過ぎて疼く疾しさ、焦燥は、Drテンマの目的であるヨハンが予言に留まることであるから、のぞき穴をのぞき込んだらヨハンの顔がこちらを向く!などという成就は、あるいは、おまえがヨハンなのか!といった(Drテンマが前触れていたヨハンの)顕在化は、ヨハンが霊的でなくなる痛恨のエラーである。(「nautilus79、80、81」)

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