Friday, May 29, 2020

碧空1753 nautilus96(分岐、Elpis)

1753 nautilus96(分岐、Elpis)  善悪、雌雄、優劣などの区別を知ることは、ヤーウェの寄生宿主であることを忘れないように忘れる亡命、ヤーウェの大きな顔の上でヤーウェと解離することである。  野にあって、カインがいきなり弟アベルに襲いかかり、打ち殺す。それは、カインがアベルになって入れ替わるためであるが、しかもそれは、巧妙に死体を隠すことになる。しかし、カインを忘れないように忘れる、この亡命は、ノドの地でいや継ぎ継ぎに世代を重ねてもアベルになれないし、のぞき込んだ水溜まりに浮かび上がる面もアベルの顔ではない。そのようにして、カインは誰にもなれずに遁走するのである。そのために、汝ハ何処ニヲルヤ!は囁くかのようにしかも雷鳴の如く覿面に響くのである。  それは、汝の弟アベルは何処にをるや!と響き渡るのであり、ソンナニ大キナ声ヲ出サナイデモ聞コエマス!と声も息も殺すのである。世代を重ねて逃亡するカインがアベルと瓜二つであることは、アベルが打ち殺された瞬間にアベルがカインに憑いた(寄生する)痕跡である。汝ハ何処ニヲルヤ!それは、アベルがカインの亡命を通して伝達する神格Elpis であることが疼くのである。それは、ノドの地の六代を経て青い水脈が、カインのように土を耕して植物を栽培する子孫と、単にアベルのように羊を牧うのではなく天幕に仮寓して牧畜する子孫やはがねを鍛冶する子孫が分岐するように疼くのである。

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