碧空1778 nautilus121(何か1のような奇妙な到達は、枯葉ガ一枚落チルホドノ衝撃デ伏流して)
1778 nautilus121(何か1のような奇妙な到達は、枯葉ガ一枚落チルホドノ衝撃デ伏流して)
物語「の」伝達は、命令が霊的でなくなるmetamorphosis すなわち、忘れないように忘れる亡命であるが、運命や種(EROS)、良心や精神や無意識といった物語の間に蜃気楼の如く出現するElpis が、偶然や個、悪や偽や症状といった(命令に肉薄する亡命としての)夢のような奇形に出て陶然とするようにぞっとするのは、とっくに霊的でなくなっているはずなのにそうではない、何か1のような半亡命なのである。蜃気楼の如く出現していたElpis は罪の気配の注釈であって、いつまでも1にならない漸近性、途上性の、夢のような表出である中間(0.9・・・ )の、いつも1の振りをするがいつまでも1にならない中間の殺到に被曝するのである。
物語とは、何か1のような抽象で、何かElpis 、何か罪の気配であるが、その信憑性(隠れているものが顕れる効果)の技術が、まるで系統発生的であるかのように変脱する話法、神託や伝聞、告白や推理や恐喝である。
物語の解決は、すなわち霊的でなくなる1は、いつまでも霊的1にならない漸近性、途上性であるから、その中間の殺到は到達であるが、どんな大団円も、後れて来る主体ののぞき込む遠近法に歪められて何かエラーからか、何か別の物語にスリップするかに見える。「何事モナカッタカノヨウニ、マタ一日ガ始マッタ」(F.Kafka )というように、過冷却状態の水面に枯葉が一枚落ちるほどの衝撃で一気に凍結し渡るように、この奇妙な伝達は、枯葉ガ一枚落チルホドノ衝撃デ伏流して、どこか別天地で地表に出ているはずだ。


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