Monday, July 06, 2020

碧空1791 nautilus134(盲目の黒いマリア)

1791 nautilus134(盲目の黒いマリア)  Christina(「Christina's World」A.Wyes)がタイム・スリップするような異象と感じられるのは、究極の世俗化であるからで、その何か届かない!というように藻掻く後ろ姿は盲目の、あるいは目隠しをしたChristina 、覆面のChristina の変換なのである。  忘れないように忘れる亡命というものの、その、偶然の個や悪や偽といった症状の究極が、聖別である。Oedipus に運命が異常接近する気配は、Oedipus の遍歴そのものが運命「の」贖罪であることに被曝するのであり、Oedipus が目を潰してみせるのは、運命を贖う発光に覆面をする聖別なのである。この葛藤は、運命を回避しようとして遠疎った(流された)はずなのに運命に出てしまう、というような聖別である。  この、タイム・スリップするような聖別は、まるで見守られているような試煉というものの、その陰謀に感染する如くである。Oedipus が神託ではなく告白に訴えるのであれば、J.J.Rousseauのように追跡と陰謀の気配に見守られるはずである。「湖中の島の牢獄」は、種を脱け出したはずなのに個の突出が種に連れ戻されてしまう、というような聖別である。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home