Thursday, July 09, 2020

碧空1794 nautilus137(雌のアブラハム)

1794 nautilus137(雌のアブラハム)  ノアの箱舟は種の夢そのもので、この、群の生命「の」伝達、すなわち贖罪は単に子孫ではなく、雌雄異体となって姿を現わす。一対の生き物という生き物の霊的形式の、そのElpis が箱舟なのである。この、長い大洪水と大漂流の夢想はスリップして、イサクの嫁を探す配偶の旅のtwice-toldの夢想に出る。  何とはない現象が水面に落ちる一枚の枯葉のような衝撃(matter)になって、一気に夢想の過冷却状態が解消する。それは、横溢して魚族をも殺すアメーバや粘菌の如く姿を変える水が乾燥地帯の水井に出て、その一樹陰でもう一人のサラを発見するはずであるが、それは、雌のアブラハム!なのである。この雌雄同体は、群の生命の、その贖罪の秘密を孕む人頭獣身の如くであるが、しかも、何とはない水が衝撃となって迫る水であって、雌のアブラハムを聖別するのである。  雌のアブラハムを解読するために後れて来るイサクが遠近法に訴えてのぞき穴をのぞき込むと、それは雌のアブラハムのはずであるのに、水溜まり!なのである。

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