碧空1803 nautilus146(人頭獣身、人狼、天使)
1803 nautilus146(人頭獣身、人狼、天使)
人頭獣身と人狼、どちらも剥き出しになった媒体性の、その、罪に罹るようにゴーストがかかる気配の暗喩であるが、その被曝振りは、圧縮と展開である。人頭獣身が癩病と疫病の合併ならば、人狼は癩病から疫病に移るのであるが、どちらも個と種が解離しない半種個の裂目であるから、天使のように最後の一羽である。
最後の一羽という範疇は範疇の頓挫であるが、範疇の発揮が世界の広がりであるから、人頭獣身や人狼や天使はもしかして失語症である、ということはないのか。鳥の翼とは違って、天使の翼は失語症を漕いで藻掻き、半種個の裂目に浮かぶためのデザインではないのか。半真偽の裂目に宙吊りになるための翼ならサタンの背に生えている。


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