碧空1834 nautilus177(自慰発作を謎掛ける)
1834 nautilus177(自慰発作を謎掛ける)
HannibalとClarice の、いやおうもないもの凄い力でとっくに潰されているのに、潰されないように幻肢の如く起き上がって来るcannibalism と正義、その美食と狩猟の強迫的な嗜好は、熱平衡にならないように輪郭を保持しようとする自慰発作である。
Clarice が、Hannibalに関連する写真や雑多な記録、身分証明書や定期購読誌、武器や食器や装飾や音楽といった資料のコレクション、嗜好のカタログ、つまりHannibalの特異な生態に拡大鏡を当てて分け入って行く作業は、Hannibalの自慰発作の一方的な白状の痕跡を辿るだけでなく、Clarice の外在する人面瘡がClarice の自慰発作を別の様式でいやおうなく指摘し、謎掛けるのである。
しかし、Hannibalに迫ろうとしてClarice に出てしまうのに、自慰発作は本当に自慰なのだろうか。自慰発作を別の様式の自慰発作で遠回しに指摘する難解、謎掛ける衒奇は、共謀ではないのか。


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