Tuesday, August 25, 2020

碧空1841 nautilus184(狩猟と美食の交差の図)

1841 nautilus184(狩猟と美食の交差の図)  Hannibalの、幻肢の如く疼く左手、手錠が掛かったまま自ら切断して行方知れないHannibalの左手がClarice となってClarice を疫病が冒すように祟っている光景に意味が起こるとすれば、しかしそれは、キュリー夫人が暗がりで青白く光る放射性元素に被曝するというような発見なのではなく、東方の三博士がJesus Christを尋ね当てる発見(の頓挫)のような被曝である。  それは、発見したことにはならない。絶対速度は到達とは何かまるで違って、この世のものであるはずの(解であるはずの)光景が霊的になって、その霊的光景の解が意味であるような被曝なのである。すなわち、Clarice が光るのはHannibalの悲鳴の本当の持ち主が接近して来たからであって、それは、Clarice の悲鳴の本当の持ち主が接近して来たのである。つまり、正義を鎧う自慰発作の、その意味が、cannibalism を鎧う自慰発作だと分かるような被曝なのである。窮地を脱したHannibalが麻酔で脱力したClarice を抱きかかえて闇のなかへ立ち去る狩猟と美食の交差の図は、この(狼の疾走や咆哮のように優美な)秘密の、そのイラストである。  しかし、それは解離していた方が、生き易いかに見えるし、その限りで「Hannibal」も「羊たちの沈黙」も世界をあざむかないように展開するのである。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home