碧空1844 nautilus187(絶対の私有)
1844 nautilus187(絶対の私有)
絶対の私有は悲鳴である。その、涸渇しない二重底の空腹は、本当の持ち主かどうか試される恐れから二重底なのであって、まるで他の誰かのものであるかのように望遠鏡をのぞく効果(従って逆効果)に包まれ、嫉妬がつきまとうのである。しかも嫉妬は、本当の持ち主かどうか試されている恐れから、奇妙にも盗まれたがっているのである。
運命や種の根拠が偶然や個が盗まれる恐れであるように、良心や精神の根拠は悪や偽が盗まれるのではないかと恐れるような、悪や偽があるはずだというような予期である。真に迫るとすれば、世界はだまされている。良心や精神が憤怒し悔やまれてならないとすれば、悪やが偽が盗まれているからであって、その奇妙な動顛は嫉妬じみている。つまり、追い詰めると、それは追い詰められることだと分かる。


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