碧空1845 nautilus188(もう一つのcatastrophe!)
1845 nautilus188(もう一つのcatastrophe!)
Clarice の正義の停止と、Hannibalのcannibalism の停止の融合、それは、狩猟と美食が輪郭を喪失した熱平衡である。それは、何か追い詰めているはずのClarice がいつの間にか追い詰められている、そうしたClarice を偶然の症状として起き上がって来るHannibalと呼ばれる無意識をClarice が確保するかに見える特殊事情なのである。
正義の追究の極でcannibalism の追究の極と出会い、両つながら取り消される。バーニーは、その極端に私的な蜃気楼を目撃したのであるが、フェルメールの絵画を目撃するようにはいかない。バーニーを襲う戦慄は、世界がだまされている気配である。
熱平衡に達した、この特殊事情、この確保が何か圧倒して迫るのは、遠近法の崩壊だからである。霧のなかに厳しく鹿を狩り立てていたはずなのに知らぬ間に崖っぷちに誘い込まれていて、空をつかむようなものだ。この確保は、catastrophe と引き換えなのである。バーニーを圧倒した蜃気楼と戦慄は、この取り消しなのであるが、バーニーの目撃は、もう一つのよく知られた(しかしまるで理解に苦しむ)catastrophe 、東方の三博士が目を凝らしてコンナコトガアルノカ!というような、反直観的な光景なのである。


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