碧空1849 nautilus192(底なしに後退する自家中毒)
1849 nautilus192(底なしに後退する自家中毒)
見られたくない醜い秘密を分け合いたくて毒を盛ってしまうか、秘密を見られたくなくて目を瞑る自家中毒か。J.J.Rousseau の告白は毒を盛るのか、それとも、目を瞑るのか。
OLD NICKの暗躍に筋目を通そうとするのが、凡そこの世のplotである。隠れていたものが顕れる効果に訴えるのである。しかし、一筋縄ではいかない。毒を盛ることは、秘密を分け合うといった矛盾
を解消するのではなく、矛盾が祟る症状であるし、見られたくないから隠れるのではなく目を瞑るのもおかしな発作である。それは、本当は秘密を分け合いたいのに毒を盛れずにいるためらいではないのか。と疑いたくなるように、OLD NICKの暗躍は、底なしに後退する自家中毒なのである。
従って、世界とは、隠れていたものが顕れる効果に包まれた信仰なのである。


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