Monday, September 14, 2020

碧空1861 nautilus204(Red Dragonと呼ばれる魘されるような運動)

1861 nautilus204(Red Dragonと呼ばれる魘されるような運動)  全体が個虫の振りをする自食と生殖の機制は、平均値でコピーする復讐のplotが再発のplotを脱け出せないということである。  兎唇Francis Dolarhyde の、Red Dragonと呼ばれる魘されるような運動は、内奥とも外奥ともつかぬRed Dragonが口唇裂となって姿を現わし、あるいは祖母の入れ歯となって、あるいはBlake の水彩画「大いなる赤き竜と陽をまとう女」となって姿を現わして、兎唇から飛蝗の翅や脚が食み出てばさつくのである。  「大いなる赤き竜と陽をまとう女」は盗まれていたのだから、取り戻すにしても私有の範囲で平均値でコピーするようなplotではなく、Dolarhyde が鏡をのぞき込むと「大いなる赤き竜と陽をまとう女」が映し出されることになるplotでなければならない。それはまるで、Dolarhyde の口腔や食道や胃袋が青白く光り出すように全体が個虫の振りをするのであるから、「大いなる赤き竜と陽をまとう女」を取り戻すことは、奇妙ニモ、雌雄異体の気配を打ち消すのである。

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