碧空1866 nautilus209(降って湧いた聖痕)
1866 nautilus209(降って湧いた聖痕)
不可解な焦燥の、変脱する三つの断面は、イロニー、ユーモア、グロテスクである。イロニーは地下的な半真偽、地表に転写されると真偽が解離する遠近法、ユーモアを代表するのは試練であるが、蛇のようにとぐろを巻いた疑いが鎌首を擡げている。そして、グロテスクなのは、どの隣人と入れ替わったのか分からない復活、祖師が弟子となって目を見ひらく隣人愛は、霊的でなくなるこの世のものへの愛染ではなく、隣人は剥き出しになった媒体であって、それは、この世のものに触れようとして感電するかのように霊的なものに触れてしまう。
「Red Dragon」(Thomas Harris )は、一体何の話なのか。それは、ヤーウェがモーゼとなって思考し、話す如くであるにしても、神経質な禁止や擬似贖罪の作法が降って湧いた如く降って湧いた聖痕は、口唇裂は、一体救済なのか、呪われているのか。シャムの双子のような隣人のコピーで償う復讐のplotなのか、いきなり贖罪!のplotなのか。


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