Tuesday, October 06, 2020

碧空1883 nautilus226(のぞき穴が崩壊して光り出す)

1883 nautilus226(のぞき穴が崩壊して光り出す)  「何事もなかったかのようにまた一日が始まった」は、償うようにコピーするのではなく、とっくに潰されているのに潰されないように幻肢の如く起き上がって来るのである。  「私」が一回限りという思いは、その症状が幸福であれ悲痛であれ、増上慢である。この増上慢からは、虫螻蛄、蛆、塵、消耗部品も同然に扱われる捕食の連鎖は残虐に見える。しかし、いきなり反復!の、その何か奇妙な時間差のようなものは、場所の場所が浮上して、のぞき穴ではなく鸚鵡貝の目が見ひらく再発発作である。何事もなかったかのようにまた一日が始まるのは、何度ものぞきに戻らずにはいないのである。というのも、その大気は日常に見えるが、何かまるで違う寂漠や陰謀の気配や既視感、疾しさのような焦燥だからである。  「私」に面して、見てはならない「私」に面してしまう衝撃は、とっくに崩壊しているものが今漸く届く、その極端な器官の延長の間に、償うようにコピーする間に、しかしそれは届くのではなく、途中までしかやって来ない異常接近にのぞき穴が崩壊して光り出すのである。疾しさのような焦燥が覆って「私」を脅かすのはいきなり反復!であるが、、器官の延長とは何かまるで違う。

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