碧空1893 nautilus236(本当の持ち主に連れ戻される衰弱)
1893 nautilus236(本当の持ち主に連れ戻される衰弱)
神格が姿を現わすと同時に姿を晦ますとは、神格の、その予期に矛盾しない範囲でずれることであるから、その「同時に」とは、ずれることである。「予期に矛盾しない範囲で」とは、予期が場所となって潜伏することである。
媒体性は問が解となって姿を現わすとと同時に姿を晦まして隠喩的、再発性は部分が全体を代表して提喩的であるが、しかし、この代表は全体が部分となってということであるから隠喩的でもあるし、逃れ易いこの全体とは、問としての神格なのである。
受胎告知や復活のような反直観的な異常伝達は、マリアの子宮を通して衰弱する如き腹話術のような告白が盛り上がって来るのであり、もう一人のマリアの頭(擬似子宮)を通して「私」が衰弱する如くtwice-toldの運命がふくれ上がって起き上がって来るのである。
ヤーウェには、極端に私的にしか触れない。それは我の肥大ではなく、無差別になるまでの「私」の衰弱である。


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