Saturday, November 07, 2020

碧空1915 nautilus258(贖罪的暗合)

1915 nautilus258(贖罪的暗合)  phantom circuit (重信回路)で辛うじてモオルと聞こえた言葉が、mole(土竜)からmort(死)に地続きになるのも、「それはアンスル・ボルンという30歳の巡回牧師で、ある日(1887年1月17日)彼は銀行から551ドルの預金をおろし、突然グリーンから失踪、2ヶ月の間行方不明であった。この間彼はA.J.Brownと名乗ってペンシルベニアのノーリスタウンで小さな雑貨店を切りまわし、仕入れ万端を立派にやっていた。しかもこうした仕事はそれまでに一度もやったことがなかった。1887年3月14日、彼は突然覚醒して家に戻ったが、その間のことは完全に忘れていた」といったfugue(夢中遊行的失踪 )が、先日ペンシルベニアのノーリスタウンで見かけましたが何をなさっていたのですか、というような疑問に変形してphantom circuit で投げ掛けられて、巡回牧師アンスル・ボルンがとうとうdoppelgaenger が出たかと気味悪がるとしたら、この、誰にも解明できない疑問、復讐的暗合の親和力は、類似性や隣接性や部分が全体を代表する提喩を以て償うようにコピーする擬似贖罪である。  talaria 翼の生えた靴、或いはサンダアル  tale 話  talipot 東印度に産する椰子。幹は50フィートより100 フィートの高さに至り、葉は傘、扇、帽等に用いらる。70年に一度花を開く。 といった辞書の項目の展開もばらばらなのではなく、贖罪的暗合を以て、遠い海の向こうに高々と聳える椰子の花に地続きなのである。

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