Friday, December 25, 2020

碧空1862 nautilus304(兄妹の抱く、神聖な恐怖)

1862 nautilus304(兄妹の抱く、神聖な恐怖)  LGBTは、異性であることの程度の勾配であり、異性への興味の程度の勾配であり、なおも雌雄異体の気配を生息圏とする。対い形成に面して、何か萎縮があって、組み合わせの再編成が起こるのである。それは、生殖的にエラーというより、解剖学的性の決定が先走っていることの方がエラーともいえる。  「兄妹の抱く、神聖な恐怖」(Goethe)、その、兄と妹の対い形成に面しておののき、萎縮するのは、兄としての或いは妹としての精神的な規範の姿となって償うようにコピーして現われて来る衝動が身震いするのである。この衝動の身震いは、精神的な規範の要求を償うようにコピーして種や星の支配といった無意識に変脱しているからでもあるし、今を主張しているがとっくに終わっている霊的気配が支配しているからでもある。  兄と妹の間の引力は、分身するまでに、しかも失われるまでに器官を延長する分裂の恐怖を、一つになるために半分になる恐怖を、償うようにコピーする。

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