碧空1881 nautilus323(罪の状態、中間の救済)
1881 nautilus323(罪の状態、中間の救済)
216-15 空中塩:古い学説によれば、塩、水銀、硫黄の三基本要素はあらゆる物質に含まれており、したがって、空気も塩を含んでいるとされる。
217-02 中間塩:ヴェリングによれば、中間塩とは植物界と鉱物界の中間にある物質。例えば酒石。
217-12 処女土:錬金術に於いて、金属が変形される際の媒介となる「原物質」をいう。「処女土」とは、天地創造の直後まだ罪ある人間の足によって踏まれない土の意。(ゲーテの自叙伝が200 年も閲した後で附された註の片隅)
「処女土が母の状態に移行する」。処女土も塩、水銀、硫黄を含んで、しかも、罪ある人間の足によってまだ踏まれないのであるが、「母の状態」は罪の状態に飛躍するのである。
従って罪の状態は中間的ではないが、しかもこの、一つになるために半分になる罪の状態は、打ち消された中間の救済なのである。「母の状態」は、金属の変脱を媒介するかのように、位格の収斂の触媒である。


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