碧空1882 nautilus324(中間性、中間)
1882 nautilus324(中間性、中間)
216-15 空中塩:古い学説によれば、塩、水銀、硫黄の三基本要素はあらゆる物質に含まれており、したがって、空気も塩を含んでいるとされる。
217-02 中間塩:ヴェリングによれば、中間塩とは植物界と鉱物界の中間にある物質。例えば酒石。
217-12 処女土:錬金術に於いて、金属が変形される際の媒介となる「原物質」をいう。「処女土」とは、天地創造の直後まだ罪ある人間の足によって踏まれない土の意。(ゲーテの自叙伝が200 年も閲した後で附された註の片隅)
植物界と鉱物界の中間は場所ではなく、半陰影(penumbra)のようなものであるから、植物界と鉱物界の中間にあると夢想される物質、中間塩とは、複合零度の中間性が次元跳躍した結晶のようなものである。
中間が、理解というものが脱け出せなくなるブラックホールであるのは、一つになるために半分になることの露頭だからである。その露頭は、一つになろうとすると半分なのである。


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