碧空1897 nautilus339(中間の戦慄、身を潜めるスリル)
1897 nautilus339(中間の戦慄、身を潜めるスリル)
中間の永久機関性を、償うようにコピーするのが言葉や貨幣といった媒体の、その、意味や価値を個別化すると同時に一般化する媒体性である。一つになるために半分になる、その、媒体であることの戦慄を償うようにコピーするのは、人になるために人間になって危険を回避する平均化、その、保護色の如く姿を晦まし、突出の気配を消して身を潜める擬態のスリルである。
しかし、身を潜めるスリルは麻痺しがちである。誰も暴きに接近しなければまるで安全であるかのように錯覚、狼狽して、不覚ニモ、身を潜めるスリルが擬態疲労の如くして中間の戦慄となって戻してしまうのである。
この、コピーの反行は、身を潜めるスリルが中間の戦慄に戻されるかにみえるが、そうではなく、解としてのスリルが問(霊的抽象)に反転して中間の戦慄を解(具体)として戻したのである。つまり、問に反転したスリルは半ば知っているから、中間の戦慄を前触れるだけでなく中間の戦慄は覚醒する如くなのである。


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