碧空1920 nautilus362(霊の気配に面食らう発作)
1920 nautilus362(霊の気配に面食らう発作)
静けさノ表情は、静かなる態度や人格といったものが表面に浮上したのではなく、或る片隅が片隅でなくなるような光る静寂を顔面がミスコピーしてしまったというふうで、肉附きにならないように転写されて大気は寂漠になるのである。
或る片隅が片隅でなくなる裂目は、対い形成の時の婚姻色が個を強調しながら個を脅かしているようなもので、霊的である。
つまり、光る静寂に麻痺するのも、婚姻色に痺れるのも、姦通に身震いするのも、「私」が一つになるために半分になる霊の気配に面食らう発作であって、懸け離れてはいないのである。


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