Sunday, March 21, 2021

碧空1846 nautilus388(危機の外観が発作的に変わる)

1846 nautilus388(危機の外観が発作的に変わる)  その一瞬、何が起こったのか分からない、いきなり世界が怒ったような、しかし、何を怒っているのか分からないのは、疾しさを隠しているのではないが偽っていないということにもならない。沸き騰がるキノコ雲の下で、真偽はどうでもよくなる。  この、思いがけないキノコ雲は、予期していたが予期していたことにならない疾しさの膨張であって、偽っていることを知らない解離の、その、真偽を気にするための打ち消しの技術が破損してしまい、後れて来る「私」に、途中までしかやって来ない「私」がどこからともなく異常接近して、後れて来る「私」の瞬く間の蒸発の危機は、殺到する「私」が一体の種の如くのたうつ行列となって、その、危機の外観が変わる。しかし、これではまるで、蒸発を免れるために蒸発する、とでもいうようだ。

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