Saturday, March 27, 2021

碧空1852 nautilus393(先祖に呼び起こされる錬金術)

1852 nautilus393(先祖に呼び起こされる錬金術)  干拓事業が土地を増やすのは、土地の意味や価値を増やして後世に伝えようとするのである。しかし、意味や価値は極端に私的で幻の如くであるか、予定調和的で幻の如くであるか、であるから、伝わるかの如くであるのは、幻の如くであることから脱け出そうと藻掻くのである。  素材を集めて構想に矛盾しない範囲でずれながら間に合わせる即興は、料理も小説も事業も貫いて、幻の如き意味や価値が伝わるかの如くして、先祖に導かれ呼び起こされる錬金術である。この、業の気配は異常接近であっても伝わったことにならないから、伝わるように人称が分業するが、それは次に顔を上げたときには、いきなり三人称が一人称に変身してまるで正体を現わすとでもいうようなユーモアなのである。  Jesus Christの事業は復活を伝えようとする。しかし、マグダラのマリアには伝わっていない。このマリアは、失踪していないからである。復活は先祖に呼び起こされる錬金術なのに、異常接近の気配がしないから、復活の意味や価値を増幅して周囲や後世に伝えようと(不随意にペルソナが分業して)藻掻くのである。

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