碧空1890 nautilus431(贖罪として罪が伝わる)
1890 nautilus431(贖罪として罪が伝わる)
罪であると同時に贖罪であるような何かの伝達、この世のものに何か意味や価値や力が伝わって、鏡であると同時に鏡像であるような中間を突破する。この世のものは、器官の延長であるか、一対であるか、鏡と鏡像は解離する。
罪は現われないではいないが、贖罪となって姿を現わすこの世のものは、器官の延長か一対かで、中間を突破するのである。
「野火」(大岡昇平)は、そんなふうにして行く手に上がる。罪であると同時に贖罪であるような何か意味や価値や力が行く手の野火に伝わって「野火」となって届くのである。
このようにして、中間を突破する(かに見える)ために、媒体が野火から「野火」へ変脱する。


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