碧空1894 nautilus435(矛盾の再発)
1894 nautilus435(矛盾の再発)
群がる古代の犇めく頭部像の、その、首が斬り離されたことにまだ気づいていないかのような、鬱然とした魔力の肉薄はどういうことなのか。
半具体に変脱して、媒体であることを償うようにコピーした(鏡や言葉の如き)「私」の、その矛盾が解離して、半具体としての「私」から切断されて脱け出したはずの具体としての「私」が媒体であることに連れ戻されていて、その矛盾が再発する。
白い目の頭部像の斬首状態の沈黙は、この矛盾の再発を鬱勃と孕んで肉薄するのである。しかも、この頭部像は、切り離された頭部に全体が潜んでいるプラナリアの如くなのである。


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