碧空1897 nautilus438(告白の展開)
1897 nautilus438(告白の展開)
いきなり贖罪!を償うようにコピーする物語の根底が告白であるのは、「私」がいきなり贖罪!の、その媒体性を償うようにコピーして鏡や言葉のような媒体に変脱するからである。鏡と鏡像の中間の如き「私」と「私」の中間は、問と解が解離しない魂の異常接近の気配であるから、見られないものを映し出すのは鏡なのか鏡像なのか区別がおかされて、「私」はいつの間にか変脱する。
この「私」の変脱は、問と解が反転するplotの展開に対応して、「私」をプラナリアのように再生する。切り離された頭部からは尾部が生えるし、尾部からはなんと!頭部が再生するといったふうだ。単に頭部が再生するのではなく、失われたはずの一人称の記憶が三人称の記憶となって再生するというようにしてplotは告白を展開するのである。


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