Sunday, May 23, 2021

碧空1908 nautilus449(曖昧に揺れる変脱)

1908 nautilus449(曖昧に揺れる変脱)  偶然の、折々の「私」と「私」の間に折々の「私」の平均値が種の如く出現して更新する、その、曖昧な更新の(種の)気配は、「私」が一人になるために隣人になる曖昧な救済の暗示で、朝目覚めると何か同一のものであることを厳として崩さない気配に取り囲まれているか、あるいは、ウォーホルがコカコーラを何本も描き並べていって(三枚の色違いの飛行船Zeppelinの切手を眺めるように)うっとり気持ち良くなっていくか、曖昧に揺れる。  習慣的(種の)反復は、硬直して押しつけがましく圧迫するか、出現しては逃れ去るか。嫌悪か、魅惑か。厭世か、ずっと伸びて続く道か。この、いつの間にか同一のものと同種のものが変脱してしまう曖昧性は、「私」と「私」の中間、鏡と鏡像の中間を償うようにコピーしている。

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