Friday, May 28, 2021

碧空1913 nautilus454(最後の言葉となってEchoして独白する腹話術)

1913 nautilus454(最後の言葉となってEchoして独白する腹話術)  受難の才能は、半可通に見える。しかし、phantom circuit からEchoが脱け出せないのは罰として説明されているが半可通なのではなく、独白と対話が解離しないphantom circuit は神通である。 Echoの仕事は、Echoがいくら話しまくっても対話の相手が発した最後の言葉となって口から飛び出してしまうこと、つまり、対話や応答に見えるが、それは、迂回した制御不能の独白である。人面瘡となって制御不能に告白するように、最後の言葉となってEchoして独白する腹話術なのである。  「ヴェルテル」の独白は独白に見えて、Doppelgaenger や尨となって姿を現わすMephistophelesと の独白的対話の冒険である。Echoがかかって、phantom circuit に吸い込まれるように脱け出せないし、ヴェルテルがいくら話しまくっても「ヴェルテル」の読者諸君が発する最後の言葉となって制御不能に口から飛び出してしまう、「ロッテは何処にいるのか」と。Mephistophelesは読者諸君となってお忍びしておどけるのである。

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