碧空1920 nautilus461(羽化するような最高度の想起であるのに何かまるで思い出せない)
1920 nautilus461(羽化するような最高度の想起であるのに何かまるで思い出せない)
いきなり見初めるような、宿世の夢の、最高度の抽象(予期)がまるで揚羽蝶の蛹が羽化するように次元跳躍する異性との思いがけない遭遇も、過去と現在の中間に被曝する既視感である。
「紅楼夢」の枠組の話が説いて見せるように、この、異性との特異な遭遇は、罪ノ衝動がこの世のものとなって思いがけない姿を現わさないではいないのであるが、「私」と場所と目的の三位格が区別をおかされて解離しない限りで特異なのである。
その、この世の思いがけない姿の、その羽化した最高度の具体は最高度の抽象のunlearn であるから、羽化するような最高度の想起であるのに何かまるで思い出せない、というふうなのだ。


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