碧空1923 nautilus464(何か復讐的)
1923 nautilus464(何か復讐的)
具体を写真や記憶といった抽象を以て埋め合わせるコピーは起こるにしても、同種のものを同一のものを以て償うことなどあるものだろうか。
Narcissus に起こったplotの展開は、phantom circuit に吸い込まれるように脱け出せないEchoが問に反転した、その解であるが、罪と贖罪の中間に被曝したEchoは鏡と鏡像の中間に吸い込まれるように脱け出せないNarcissus を以て埋め合わせられている。つまり、解が問に反転して展開するplotは、同一のものが同種のものに変脱して問に反転した同種のものが同一のものを以て償われるのである。
これは、次の展開、すなわちNarcissus が水仙となって現われるmetamorphosis も貫く、生命ノ伝達の方式であるが、しかも、metamorphosis は生命ノ伝達のmetaphorである。metamorphosis が肺腑を抉るのは、反復なのに一回限りで、最高度の想起なのに何かまるで思い出せないからである。
水仙(Narcissus )で起こっていることは、同一のものが同種のものに変脱して問に反転した同種のものが同一のものを以て償われることである。そのために、metamorphosis は贖罪のようでも救済のようでもあるし、何か復讐的なのだ。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home