Thursday, June 17, 2021

碧空1931 nautilus472(巨人、英雄、隣人)

1931 nautilus472(巨人、英雄、隣人)  巨人は天に迫るために地上にのたうつ存在の表現あるいはイラストで、神話的懲罰から脱け出せない。非業の死を遂げる英雄も痙攣的であるが、何か違う。巨人は、ソウナリタイガソウナルワケニハイカナイ英雄のように、そのために繰り返し追放されるべく存在を許されているのではない。  英雄は排除されるために序列の圏域に留まる痙攣的存在であるから、道化師やムッシュ・ド・パリと呼ばれる死刑執行人は眷属である。それは、天に迫る衝動というより神の使いであるが、天使は巨人族に属する。というのも、天使は個と種の中間に吸い込まれるように脱け出せない最後の一羽の苦行(半鏡像)だからである。  Jesus Christは、その変脱の過程で、巨人にも英雄にも隣人にも知らぬ間に姿を変える。釘づけの磔刑は、一回限りではなく、神話的懲罰から脱け出せないようにも見えて、復活するために繰り返し隣人になる苦行はいつの間にか天に迫るというふうだ。するといつの間にか衝動は逆向きに道化師じみるというふうなのだ。

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