碧空1954 nautilus505(真実にはならないが、嘘ではない叫び)
1954 nautilus505(真実にはならないが、嘘ではない叫び)
反転の瞬間、というより中間は、問と解が解離しないのであるから、その神的想起と忘れてしまうことの区別がおかされてしまう。問に反転した解と解離したこの世のものは、問を被写体にする神的想起の反転から(想起そのものを忘れてしまって)被写体に転じてしまう。
その生起はこの世を占めるのであるが、まるでこの世が反省する如く、後れて来る「私」の反省の如くである。この世のものが神的想起の被写体をコピーしていることを、この世のものはまるで思い出せないが、後れて来る「私」の言語ノ衝動はこの世のものを漠として興味深く予期されていたもののように告白する。Narcissus はまるで思い出せないが、Echoノ衝動はNarcissus を漠として興味深く予期していたことの告白である。
Echoノ衝動の二つの位格は、おしゃべりと、そしてこの告白であるが、その口から飛び出すのは、Narcissus の発した最後の言葉(オマエハ誰ダ!)をこの世が盗むようにコピーすることでしかないような叫びになってしまう。この叫び(アナタガ好キ!)は真実にはならないが、嘘ではない。


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