Monday, August 02, 2021

碧空1977 nautilus528(解毒しない秘密)

1977 nautilus528(解毒しない秘密)  隣人はJesus Christの完璧な保存にして、脱け出せない中間の寓話であるが、その、どこからともない被写体の気配の、その受肉は一回限りなのに反復である。この秘密は、同一のものと同種のものの間の振動、中間である。  「私」の行方が解き難いなぞであるのは、この、脱け出せない振動を償うようにコピーしているのであるが、問うのはどこからともない被写体ではなく(その気配が潜伏した)後れて来る「私」なのである。  隣人が「私」の行方を茫々として尋ねるのは、仏法が何処から来たのかを知ろうとして天竺を空しく尋ねるようなものであるが、せめて観相術は、受難や苦悶といったJesus Christの表情が、解毒しない秘密(中間ノ無意識)を代表して、その提喩を以て償うのである。

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