Friday, August 06, 2021

碧空1981 nautilus532(もの凄い時間)

1981 nautilus532(もの凄い時間)  「それはアンスル・ボルンという30歳の巡回牧師で、ある日(1887年1月17日)彼は銀行から551 ドルの預金をおろし、突然グリーンから失踪、2ヶ月の間行方不明であった。この間彼はA.J.Brownと名乗ってペンシルベニアのノーリスタウンで小さな雑貨店を切りまわし、仕入れ万端を立派にやっていた。しかもこうした仕事はそれまでに一度もやったことがなかった。1887年3月14日、彼は突然覚醒して家に戻ったが、その間のことは完全に忘れていた」  A.J.Brown は人格というより、象の如く軽やかに漂う存在感であって、この、呪われた状態と呪われた位置の中間が劇的であるのは、単にこの世の片隅のズーム・アップなのではなく、現在が一気に世界の終わりまで拡大するもの凄い時間(omni-presence )なのである。  A.J.Brown ノ存在感は、誰カガイル!気配であって、この奇怪な矛盾と疾しさの渦は、何度も見に戻らないではいないが、ペンシルベニア、ノーリスタウンに位置する目ではない。

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