碧空1993 nautilus544(ブラックホールが反転する!)
1993 nautilus544(ブラックホールが反転する!)
君住む町、君の触ったものなら何もかも光り出す、光線を吸い込んだボロニヤ石のように夜になっても光を出す絶対の恋の、その覚醒は、隣接するものはことごとく呪術と比喩の間に相似であるかのように、あるいは戦慄的に君は形と大きさを変えてしまう、そのような窃視である。
Wakefield!(nautilus543)、その、部屋の壁に掛かった石膏像や肖像や写真に戦慄的に縮小した魔術的な窃視は、君住む町に至るずっと手前で他の誰かに乗っ取られたタイム・スリップの、その窃視も、君が戦慄的に形も大きさも変える絶対の恋の、その、鏡と鏡像の中間なのである。
つまり、君住む町が光り出すのは、何もかも吸い込んでしまうのである。ブラックホールが反転する!とでもいうように。半鏡像は、身も世もなく焦燥の如く光る。


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