Friday, August 20, 2021

碧空1995 nautilus546(metamorphosis!を解く)

1995 nautilus546(metamorphosis!を解く)  牝のSphinxが通りかかる旅人に謎掛けするのも、ロッテの母性(nautilus545 )の口癖、オマエハ誰ダ!ではないのか。焦燥の旅人が通りかかる荒野そのものとなって膨れ上がって旅人を庇護する牝のSphinxの母性は、牝のSphinxとなって姿を現わしたMephistopheles的なもので、423といった謎の振りをする数で旅人をたぶらかそうとするのではなく、Echo状態のOedipus がオマエハ誰ダ!と叫んでしまうように謎掛けをする。Oedipus は Oedipus!と大声で応答するのではなく、誰デモナイ!でもなく、アナタハモシヤオ母サン!と叫んでいるのに、牝のSphinxの謎掛けがオマエハ誰ダ!と分かるように応答してしまうのである。  しかし、王妃(Oedipus の実の母)に収縮した牝のSphinxの母性は、オマエハ誰ダ!ではなく、オマエハ(悪い)何ヲシタ!と謎掛けする。何モシテイナイノニ!Oedipus のEcho状態が神託に訴えることになるのは、そのせいだ。神託は他の誰かの声帯を通した告白であるから恐喝じみているが、この、告白と伝聞の解離しない症状はOedipus のEcho状態というよりは、疫病の猖獗に包囲されて罪探しに追い込まれたOedipus と王妃がEcho状態を分け合う共謀である。  この、王と王妃(子と母)は偶然と運命の中間を脱け出せないのではなく、水鏡を繰り返しのぞき込まないではいないNarcissus の神話的懲罰をnarcissus(Narcissus)すなわちmetamorphosis! がコピーして贖罪あるいは救済するのとは逆に、「王と王妃」の振りをする「子と母」は自ら懲罰にかけて、このmetamorphosis! を解く。

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