Friday, September 03, 2021

碧空2009 nautilus560(記憶喪失まであと0秒の、その0の膨張が絶対速度で伝わる大気)

2009 nautilus560(記憶喪失まであと0秒の、その0の膨張が絶対速度で伝わる大気)  好奇心を駆るのは、媒体であることから自由ではない不安であるから、人の手から手へ渡って進化する如く流転する「正本」を追跡する、記憶喪失まであと0秒の、その0の膨張は、追跡の能所が解離しないのぞき穴である。  「Wakefield」(N.Hawthorne)の失踪と窃視が追跡を躱せない被窃視と解離しない(記憶喪失まであと0秒の)0の膨張は、すなわち幽霊性は、のぞいてはならない(媒体であることから自由ではない「私」の、その、打ち消された「私」の)undead状態である。このundead状態は、のぞき穴の向こうでWakefield の失踪後も同じ街に住み続けて日々を送る妻に転写される。この、透明だが分厚い壁に隔てられた日々が(記憶喪失まであと0秒の、その0の膨張が)絶対速度になって伝わる大気が、寂漠である。

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