碧空2017 nautilus568(天空の二性、地上の二位格)
2017 nautilus568(天空の二性、地上の二位格)
シャルロッテとアルベルトとヴェルテル(Goethe)、このの三位格の葛藤はplotの展開の駆動力であるが、このトライアングルの解消は死を以て誰かが脱落することである。死因が何であるかは問わないが、この展開が古来飽くことなく繰り返されるからには好まれているのであって、つまりそれは、種の夢なのである。
しかし、雌雄異体と対い形成ノ種の夢が、どうして三位格に変形するのだろうか。それは牝を巡って牡が角を突き合わせる闘争とは何か違う。
Venus の二性とは、Venus の姦通の果実であるEROSが、その姦通に先立つ天空性であるが、その、一つになるために半分になる媒体性は、器官の延長となって地上に転写される。地上の二位格は、天空の二性の影のようなものなのである。アルベルトはヴエルテルを通して、ヴェルテルはアルベルトを通して姦通する。アルベルトもヴェルテルも一つになるために半分になってシャルロッテと番う如くであるが、遠近法に包まれた(二性が解離した)地上では三位格に見えてしまう。


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