碧空2024 nautilus575(metamorphosis に魘される鏡の破砕)
2024 nautilus575(metamorphosis に魘される鏡の破砕)
運命や種、良心や精神や無意識といった呼び声は、偶然や個、悪や偽や症状といった不正(あるいは罪)のエネルギー状態でしか、この世のものにならない。
Dracula のundead状態も神話的懲罰であるが、そのundead状態の感染は神話的懲罰の布教とまではいわぬまでも普及の試みである。不正(あるいは罪)のエネルギー状態は、どのようにしてundead状態に跳躍して零度の仮面が驚くのか。
Dracula が鏡の前に出ると鏡が砕け散るのは、鏡に映らないほどの異形性を直視するのを拒絶するからとか、秘密にするためではなく、その破砕は、鏡と鏡像の中間が変換されて真に迫るような観測なのである。つまり、その破砕は半鏡像ノ存在の痕跡のようなものである。
undead状態は、鏡の破砕まであと0秒の、その0の膨張、実在しない隣人が実在するかのようになるまでに膨れ上がって分身する。吸血感染は、この分身の儀式あるいは何か決定的な跳躍と覚醒の合図に過ぎない。この分身は、「私(自由、孤独、思考)」を呼び出すのではなく打ち消して、鏡像が欠如することになる。鏡の破砕とは、この鏡像の欠如、打ち消された「私」の、その、同一のものではなくなっていく零度の仮面、零度の位格がmetamorphosis に魘されるのである。


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