碧空2033 nautilus584(石に変えられてしまう!)
2033 nautilus584(石に変えられてしまう!)
孤独な散歩者は、石に変えられてしまう魔法を考察する。
それは、透明になるまでに小さく小さく縮んで(あるいは、大きく大きく膨れ上がって)姿が見えなくなる技術であるが、そもそも、陰謀の気配に包囲された偶然の孤独の、その、極端に私的な苦痛あるいは陶酔は、姿を現わすために姿を消す metamorphosis!なのである。
この、事故のように出現する孤独は、思いがけないが予期していたので思いがけないのであって、期待通りなら真実と感じられるが期待に反するなら偽りと感じられる、というように解離するのではなく、真と偽の中間に迷い込んでしまう。
一本の藁しべノ謎掛けから始まった「藁しべ長者」のplotの展開は、問が次元跳躍した解が問に反転して、次の次元跳躍を陰謀のように呼び起こして、真と偽の中間から脱け出せない。plotの展開は、Jean-Jacques/Rousseauの変容の如く、神話的懲罰なのである。Jean-JacquesとJean-Jacquesの間にRousseauは(運命や種の如く)姿を現わすために姿を消す。石に変えられてしまう!のであるが、この運試しは、透明になる輪郭喪失であって、死体になるのではない。


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