碧空2075 nautilus626(献身のおののき、献身の金縛り状態)
2075 nautilus626(献身のおののき、献身の金縛り状態)
地震波を通して火星が何かを伝えて来るかの如くであるように、甲冑を鎧って完全武装した先王の亡霊の出現といった、王妃には感知されないおののきを通して、先王を前にした義務が(姿を現わすために姿を消して)現王を前にした実践に跳躍する。この義務と実践の間に矛盾はないが、次元は限りなく隔たる。
それは、種と個の間に矛盾はないが次元は限りなく隔たる、その、献身のおののきの如くである。運命や種、良心や精神といった無意識ノ太陽が、偶然の個や悪や偽といった症状ノ鏡に反射する、その、零度の擬態のおののきである。
この、Hamletの戦きは方解して、「美しき魂の告白」(「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」第六巻)になって反復する。しかし、見えない実在を前にした魂ノ義務が偶然の水鏡を前にした偶然の義務に跳躍して、その反映は金縛り状態である。つまり、この献身は、魂ノ義務を偶然の実践(服従の運動)となってコピーするはずなのに、奇妙ニモ、偶然の義務(命令の運動)となってコピーしてしまっていて、どう足掻いても身動きできないエラーなのである。


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