碧空2102 nautilus653(羞恥と畏怖に迫る)
2102 nautilus653(羞恥と畏怖に迫る)
そこいらにいるはずの(ということは、誰もいない部屋を呑み込んだ鏡が破裂した廃墟にいるはずの)オドラデクが、全身で家長に告知するのは、オマエハ流サレタ貴種ナンダゾ!と、家長がオドラデクに体をひらくのである。(nautilus651)
それが秘密なのは、奇妙ニモ、誰にでも当て嵌まるからである。そこいらとは、流された貴種が鏡と鏡像の中間で漠として場所と区別をおかされるのである。もう一人のハンスを発見するハンスの屋根裏部屋は、ハンスがもう一人のハンスに体をひらいた告知であるが、それは隠し、沈黙することになる秘密であるから、真に迫るのではなく、「私」ノ、全体が個虫の振りをする「私」ノ懸念は、羞恥と畏怖に迫るのである。


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